ロゼッタ6182 VS 翻訳センター 2483
先日8/9の翻訳センターの1Q決算を受けて、本日ストップ安の張り付き
今年当初から翻訳市場のライバル同士としてロゼッタと比較して、ウォッチしていただけに驚きを隠せない結果でした。
ぶっちゃけ、年初の押し目から買って翻訳センターとロゼッタ両方とも春先に思惑だけ取って、被弾は免れました^^;
両方に頑張って欲しかっただけになんか寂しい感じがします。
と同時にロゼッタに比べ割安だとか収益バリューにカテゴライズされていた、
翻訳センターが、1Qの一回の傷でここまで叩き売られる様を見ると相場の恐ろしさを感じ勉強になります。
おそらく今期の下方修正を織り込んでいるのでしょうか。
またロゼッタに軍配が上がることを前からマーケットが織り込んでいたけど、今回の1Qで数字で、「このやろー!やっぱりじゃねーかー!」となっている?
薄々感じていましたが、違う事業ならなおさら同じ分野の企業でさえも、PERとPBRを比較して議論するとそれだけで買えなくなる呪縛にかかるw
中身のビジネスと成長ドライブを見ないと比較にならないいい例かもしれません。
今回翻訳センターの方がPBRは断然低く、割安で下値目処が小さいという考えがあったかもしれないけど、今回のこの叩き売られ方を見てwww
6182 ロゼッタ
2483 翻訳センター
中のビジネス、成長ドライブと成長鈍化を比較しないと株価という「思惑」「美人投票」「期待感」の比較にならない。
これは、自分もPERとPBRの呪縛に縛られている(相場環境によっては、縛られていい時もあるかもしれないが)ので、自分にも言い聞かせる意味で書いています。
ただし、どちらも期待が乗っていたのでそれが剥がれたときの売られ方は酷いことになるw
どちらも機械翻訳という新しい翻訳事業をやっているが、
人による翻訳をメインとする翻訳センターは、人件費などの固定費が重く、
営業が不利になり売上が少しでも落ちると、営業利益率の下げがきつくなってしまう。
4月くらいにIRで両者に電話で聞いた時に、販管費と売上に関する質問で、明らかに
ロゼッタの方がかるーい感じで良くなりますよーと答えてくれていたのが、明暗を分けているか。逆に、翻訳センターの方は、少し濁された感じがあった。
今となっては結果論^^;
にしても、翻訳センターは事業の終わりを迎えたわけでは決してない。1Qが低調になる偏重はあるので、これからの業績に期待したい。
ロゼッタもこの先期待禿げが起こらないとも言い切れない。
今後もウォッチーしていきたいッス。
※あくまで個人的な偏った見方をしているので、どちらも買い、売り推奨では決してありません。投資は自己責任で。