とあるツイキャスを聴いて②
昨日の続きです。
資産バリューについて書いていましたが、メリットとしての前提条件は何でしょう?
私は以前は、ただ単に「安い値札がついていいるから」と誤った認識をしていました。
誤ったとまでは言いすぎかもしれませんが。
要するに下値メドが小さいということだと、昨日のツイキャスではおっしゃていました。
株式投資で成績を残し続けている方は、こぞって株を買う前にその
「期待値」を算定しています。
あの中学、高校の数学で勉強した「期待値」です。
何が言いたいかというと、もちろん株価が上がることを見込んで、買うのですが、この先の相場なんて誰も100%当てることなんてできません。
だから相場の波の飲まれて、買った銘柄が値下がりすることも想定するということです。
例えば、3年スパンで-40%の確率20%、トントン0%の確率50%、カタリスト発動+50%の確率30%なら、期待値0.962で買っちゃダメと。
もちろん、その時点その時点で期待値は変動していくものだと思っているので、難易度が高いものです。
ただしこの作業を繰り返し行い、精度を上げていかない限り、株式投資は上達しないというここ最近の気づきです。
算定の精度を上げる行為そのものが、企業分析であり、その入り口が四季報通読になるのかもしれません。
だから自信に根拠を持ち続けらるからこそ、長期と考えたものは-60%の含み損でも投げ売らない。(この精神力は正直すごい)
さらに、その期待値を高めるものは、市場のミスプライシングの瞬間。
つまり歪んだ値段がつく瞬間が暴落だったり、多くの人が見落としている情報が隠れている瞬間だったりするのかもしれません。