久々に株の本を読んでみた①
毎度お馴染み、今日の読書の時間は、
今亀庵さんの「小型成長株投資術」
なる本を読んでみました。
小型成長株で私と好む銘柄の属性群がおおよそかぶっているのと、
私が投資を始めた2018年時には、凄腕投資家として名が通っていた投資家さんだけに、
今年5月に本を購入して積読だけではもったいないと、読んでみた次第です。
語り口調で投資初心者でも理解しやすい、さくっと読みやすい本でした。
感想としては、
今亀庵さんの勝負勘の強さと、退職されてからの年齢でも
貪欲さが衰えないすごさに、
驚きを感じました。
レバレッジと集中投資は、初心者投資家(中級でも)には再現性があまりないものだなあ、というのが正直な感想です。
彼の手法に至るには、50年の投資経験(数々の成功と失敗)と、
楽観視できてしすぎていないマインドセット、
冷静に常識を疑うクリティカルシンキング
が必要かなあと思いました。
あとイマイチPEGレシオなるものにしっくり入ってきませんでした。
なぜPEGが1倍を割ると割安といえるのか?
2倍だと割高なのか?
そのカットオフ値の根拠は??
統計学上なのか....
と完全理系の疑問が湧いてくるのですが....
投資は美人投票、理論では通じない所があるのは今まで痛いくらい分かっています...
午前中は、パソコンで張り付いて見てるとか、
オリジナル改良PEGレシオを2週に一度更新するとか、
開示はそっこーで見る(当たり前か)とか、
株主総会で経営者を自分の目で確認するとか、
とにかく、理論というより今亀庵さんという凄腕さんの投資への熱量と刺激を感じた本ででした。
また明日!